2004年07月16日

サーバに依存した無料サービスの怖さ

Heimdallrは、昔、利用者の好みを学習する機能を搭載しようと考えていたことがあります。そのときはこれはとても難しそうだということで断念したのですが、最近また考えはじめています。
そこでRSSリーダーの自動学習機能って実際の所どうなんだろう?というあたりを知るために、
自動学習機能を備えたRSSニュースリーダーReadOneを使ってみました。

ところが、使い始めた当初は、「最新のニュースはありません」と無情なメッセージが表示され、ニュースを閲覧することがまったくできませんでした(今は閲覧できます)。
どうやらサーバが不調だったようです。

その状況を知って真っ先に感じたのが、サーバに依存した無料サービスって怖いな、ということでした。

より正確に言うと、
「開発者が管理するサーバが必須で収益の出ないサービス」が怖い、ということです。
誰にとっての恐怖かというと、開発者にとっての恐怖です。

まず、サーバに依存したサービスは、サーバが落ちたら利用者は全員サービスを受けられなくなるのです。よって、サーバは常時稼動させておく必要があります。
開発者が頑張ってサービスの質を向上させ、利用者の数が増えると、サーバへのアクセスが増え、増えたアクセスに対してサーバを常時稼動させるために、回線の増強や記録容量の拡大など色々な投資が必要になります。
しかし、そのサービス自体から収益を得られないわけですから、開発者は別途なんらかの仕事を行う必要があります。飯を食べないと生きていけないですからね。
サービスの利用者が増えれば増えるほど、サービスを維持するために開発者は仕事を増やさなければならないわけです。さらにサービスのメンテナンス時間も増えるため、結果的に自由時間がずばずば削られていきます。

人気が出れば出るほど加速度的に自由時間が削られていく。
これが開発者にとっての「開発者が管理するサーバが必須で収益の出ないサービス」の怖さです。

このblog「MASATOの開発日記」も自宅のサーバから提供しているので、
私も例えばHeimdallrとサーバで連携して何かステキなサービスをする、
ということができないわけではないのですが、
こういう怖い現実を知ってしまうと、ちょっとこの手のサービスには手を出す気にはなりません。

なんか呪われた武器って感じがしますね。強力だけれど反動が怖い・・・。

投稿者 MASATO : 2004年07月16日 01:03 | トラックバック
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