2004年07月23日

Heimdallrに自動学習機能追加を検討中(1/2)

HeimdallrのGUIについて、様々な提案を頂いております。
提案内容は、主に「表示されていない記事を表示するGUI」に関するものです。

今のところ、なんらかの方法でスクロールできるようなGUIにして欲しい、という要望が一番多いです。
しかし、現在の記事抽出アルゴリズム(全ての記事の中から、表示するべき記事を選択するアルゴリズム)は、スクロールすることが考慮されていません。

どこらへんが「考慮されていません」なのかと言いますと、
例えば、次のビューを見てみましょう。
Example1
このビューに表示されていない次の記事を何か一つ表示するとしたら、どのサイトの記事を表示するべきか、ちょっと考えてみて下さい。
深く考えれば分かるかもしれませんが、ちょっと考えただけだと分かりませんよね。
ちなみに私は深く考えても分かりません。

分かり難い、ということは、すなわち何を持って次の記事とするかアルゴリズムが明確になっていないということです。次の記事がどれであるか明確になってないと、スクロールするとき色々と都合が悪いですよね。ここらへんが「考慮されていません」と言う理由なのです。

だから、スクロールするようなGUIを考えるならば、まず記事抽出アルゴリズムから考えなければならないわけです。でも新しい記事抽出アルゴリズムを考える前に、今の記事抽出アルゴリズムについてもうちょっと考えてみましょう。

上に述べたように、現在の記事抽出アルゴリズムは、スクロールは考慮していませんでした。
では一体何を考慮していたのでしょうか?何も考慮していなかったのでしょうか?
いやいや一応考えはありました。自動学習機能を搭載することを考慮していたつもりです。自動学習機能を搭載すれば、このアルゴリズムにより、利用者が見たいと思う記事をより多く表示できるのではないかと考えていました。

でも今のHeimdallrには自動学習機能はありません。そのため、現在の記事抽出アルゴリズムはあまり有効に働いていません。よって、現在のGUIは本来の力を発揮できていないわけです。ホントか?まあ疑うと話が進みませんのでそういうことにしておきます。

そんなわけで、今まで提案して頂いた様々なGUIを形にする前に、まず今のGUIに本来の力を発揮させてみようじゃないか、そして、その後で、どんなGUIにするべきか考えてみようじゃないか、ということで、次のバージョンではHeimdallrに自動学習機能を搭載することを検討しています。

さて、自動学習機能についてなのですが・・・。
ううむ、ここからが本題なのですが、どうやら前置きが長すぎたようです。
本題についてはまた今度ということで・・・。

投稿者 MASATO : 2004年07月23日 00:57 | トラックバック
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