2004年10月02日

Heimdallrのポリシーその2

イチロー最多安打記録達成おめでとう。

まあそれは置いておいて。
以前書いたHeimdallrのポリシーというエントリが微妙に反響があったので、調子にのって他のポリシーも書いて見ます。

以下のポリシーは、Heimdallrのポリシーというより、私が開発するフリーソフトのポリシーといった感じのものです。

インストールは簡単にすること
インストールは、ユーザが行う最初の作業です。
これが大変だと、ユーザはそこでソフトを使うことを諦めて次のソフトを試します。
だからインストーラーを付けてインストールは簡単にしたつもりです。
インストーラーも「次へ」ボタンをぽちぽち押していくだけで適切な設定でインストールされるようになっている・・・はずです。たぶん。
古いバージョンに対する上書きインストールもそこそこ拘りました。マイドキュメント\SutoSoft\Heimdallrフォルダにあるような、設定ファイルのフォーマットは、時々変わっていますが、Heimdallrは、古いフォーマットからの変換を行うプログラムが組み込まれているので、どんな古いバージョンに対しても上書きインストールして問題が無いはずです。

開発を停止しても問題がないようにすること
Heimdallrは私が定期的にメンテナンスしなくても問題が発生しにくいように設計しています。定期的なメンテナンスが無ければ、開発を停止しても問題は発生しにくいからです。
例えば、私が管理しているサーバ(www.sutosoft.com)に一切依存しないようにしています。サーバと連携するようなサービスを提供することは不可能ではないのですが、そのようなサービスを提供してしまうと、永遠にサーバを維持しなければならない(これは定期的なメンテナンスが必要になる)という呪いが降りかかってきてしまいます。
他のサーバにも深く依存するようなことはありません。RSS Feedを提供しているサーバが潰れたらそのFeedの情報は更新できなくなりますが(これはどうしようもありませんでした)、他のFeedには影響がなく、またユーザにより取得できなくなったRSS Feedを切り捨てることもできます。ですので、どこかのサーバが潰れたり復活したりすることがあっても、私がHeimdallrを修正する必要はありません。

個人情報はできるだけ集めない
私が収集している個人情報は、Heimdallrをダウンロードした人のIPアドレスだけです。早い話がWebサーバのログです。
個人情報を集めると、それを守らなければならないという呪いが降りかかってきます。会社組織ならともかく、へたれ技術者の私では守れるはずもありません。よって、何も集めないことにしました。
Heimdallrに、Heimdallrリリース案内RSS Feedがデフォルトで登録されていないのも、「現在Heimdallrを使用している人のIPアドレス」という個人情報を集めないためです。
でもユーザ数位は把握しておきたいんですけどねぇ・・・難しい・・・。

投稿者 MASATO : 2004年10月02日 12:22 | トラックバック
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