2007年01月03日

DMC-FZ7+テレコン

DMC-FZ7用の純正テレコン(Panasonic DMW-LT55)を使ってみました。
ターゲットは近所にやってくる野鳥です。
DMC-FZ7にこのテレコンを装着すると、734mm相当になります。光学20.4倍ズーム相当になります。野鳥撮りにはとても有効でした。

以下、感想を列挙します。

  • 734mmの超大望遠は強力です。テレコンなし+デジタルズームの画質とは雲泥の違いがあります。
  • 最短撮影距離が5mと長いですが、5mまで近づける野鳥はあまりいないので問題はありませんでした。
  • ピントは合い難かったです。特に茂みの中にいる鳥が難しかったです。失敗写真を量産してしまいました。ピントが合わないと何枚連射しても全部失敗するので痛いです。マニュアルフォーカスがもうちょっと使いやすければいいんですけどね。
  • テレコンの重さはカメラと同じくらいありますので重量は2倍近くになっていたと思いますが、重さやバランスは気になりませんでいた。持ちやすかったからかもしれません。
  • 手ブレは酷かったです。これも失敗写真量産の原因でした。フェンスの上にレンズを載せたり、電柱に寄りかかったりと手ブレを低減する工夫が必要でした。場所が悪くこうした工夫ができなければ、ひたすら連射していました。ピントと違い、手ブレの方は、連射していればたまにブレていない当たり写真が撮れました。
  • 取り外しにそれなりの時間がかかるので、蝶撮りを同時にやるのは困難です。シャッターチャンスを沢山逃してしまうでしょう。テレコンは(蝶のいない)冬しか使えません。

以下、撮例です。

ホオジロ科 アオジ

アオジ 正面を向いた姿が可愛いアオジ。撮影距離はおおよそ10m。フェンスの上にカメラを置いて安定させて撮りましたが、 茂みの中をうろちょろするのでピントを合わず大変でした。これはなんとか成功したうちの1枚です。

アトリ科 カワラヒワ

カワラヒワ 撮影距離は約5m。ちょうど飛び出してきた所を撮りました。手持ちですが、ちょうどカメラを持ちやすい高さだったので、あまり手ブレせずに撮れました。

カワセミ科 カワセミ

カワセミ 撮影距離は7~8m。これも運良く目の前に飛び出してきました。こういう所に止まってくれるとピントが合い易くていいですね。

以下おまけ。こんなのもいました。

イタチ?

イタチ?

私が使用したのは、メーカ純正のテレコンDMW-LT55ですが、TCON-17もDMC-FZ7との組み合わせて使われているようです。
DMW-LT55とTCON-17の違いは良く分かりません。案外どちらかがもう一方のOEMだったりして・・・。

投稿者 MASATO : 2007年01月03日 23:10 | トラックバック
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