2007年09月12日

libjpeg高速化改造版の使い方(Visual C++.NET 2003)

「libjpegの使い方(Visual C++.NET 2003)」の続きです。 ソフトウェア工房αさんがリリースしているlibjpeg高速化改造版の使い方を調べましたので、まとめておきます。
(正式名称はIndependent JPEG Group's JPEG software release 6b with x86 SIMD extension for IJG JPEG library version 1.02)

必要なもの

手順

  1. NASMを適当なフォルダに展開します。
  2. ツール→オプション→プロジェクト→VC++ ディレクトリ→ディレクトリを表示するプロジェクト→実行可能ファイル にNASMを展開したフォルダのパスを追加します。
  3. プロジェクトファイル一式をjpeglib.hと同じ場所に置きます。
  4. vc6proj/jconfig.hをひとつ上のフォルダ(jpeglib.hなどと同じフォルダ)にコピーします。
  5. libjpegx.slnを開いて全構成をビルドします。libフォルダ以下にC++ランタイムに合わせた6種類のlibファイルが作成されます。
makecfgが必要なことにしばらく気がつかなかったのでハマりました。

libjpeg高速化改造版の機能は、jpeglib.hを#includeすると使えるようになります。
libjpegと違い、標準的なヘッダ(windows.hなど)と干渉を起こすことは無いようですので、#includeだけで良さそうです。

「libjpeg高速化改造版の性能を簡単に評価」に続きます。

投稿者 MASATO : 2007年09月12日 00:06 | トラックバック
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