2007年12月30日

今年のベストショット

今年もまもなくお終いです。 生まれて初めて一眼レフの世界に突入した記念すべき年でした。 コンパクト機に比べて浅い被写界深度や、単焦点レンズの扱いに色々と苦労しましたが、なんとか写真を3万枚ほど撮ることができました。
ここでは、その写真のうち、私のお気に入り度TOP3を紹介します。

3位 オオカマキリ

カマキリ科 オオカマキリ
カマキリ科 オオカマキリ posted by (C)MASATO
ジジッという不思議な蝉の鳴き声を聞いたので見上げてみたら、もうこんな状態でした。
肉食昆虫の狩りのシーンは迫力満点です。

2位 コアシナガバチ

スズメバチ科 コアシナガバチ
スズメバチ科 コアシナガバチ posted by (C)MASATO
季節と大きさから考えると女王蜂だと思います。
この写真をきっかけに、アシナガバチに興味を持つようになりました。 アシナガバチは格好良い虫ですね。流線型のお腹が美しいです。

1位 キイロスズメバチ

スズメバチ科 キイロスズメバチ
スズメバチ科 キイロスズメバチ posted by (C)MASATO
栄養補給中のスズメバチ。スズメバチの力強さもいいなぁと思った品です。
至近距離からF25まで絞って被写界深度を稼ぎ、SB-800を使って光量を稼いで低ノイズなISO100で撮りました。こういう撮り方も面白いです。

来年は蜂の巣作りやミドリシジミあたりを狙ってみたいと思います。

2007年12月29日

ベランダの子供たち

埼玉の実家に帰ったら、ベランダに子供がいました。

タテハチョウ科 ツマグロヒョウモン
タテハチョウ科 ツマグロヒョウモン posted by (C)MASATO
全部で3匹いました。 埼玉は、この蝶の生息区域の北限に近いと思いますので、幸運に恵まれないと春まで生き延びられないのではないかと思います。
さて、無事に羽化まで辿りつけるのでしょうか・・・。

2007年12月25日

AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G (IF)

AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G (IF)を買いました。
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G (IF)

カメラのイメージセンサはAPS-Cサイズなので、テレ端は35mm換算450mmになります。 ようやく鳥が撮れるレンズを手に入れました。

今まで主に使っていたのが単焦点レンズなので、 ズームリングとフォーカスリングの両方を使う撮り方に慣れるまでが大変そうです。 特にフォーカスリングが細くて操作し難いので練習を積む必要がありそうです。

画質の方は比較対象がないのでよく分かりませんが、 さすがにマクロVR105mmには及ばない感じはします。たぶん普通くらいでしょう。

2007年12月24日

淀川河川公園

焦点距離70-300mmのレンズを買いましたので、鳥を撮りに淀川河川公園に行ってみました。

本日の成果

カモメ科 ユリカモメ
カモメ科 ユリカモメ posted by (C)MASATO
ゆったりと飛ぶので飛んでいるところを撮りやすい鳥です。105mmでは簡単に撮れました。
しかし、300mmではいまいちで、3~4回チャレンジしてみましたが、AF-Cが期待した通りに機能せず、ピントが合ったのは1割位でした。なんでそうなったのかは良く分かりません。

セキレイ科 ハクセキレイ
セキレイ科 ハクセキレイ posted by (C)MASATO
街中では簡単に近づけますが、原っぱでは難しいですね。一番近くまで寄れたのがこの写真です。
よく見かける鳥なので、またチャンスもあるでしょう。

テントウムシ科 ナナホシテントウ
テントウムシ科 ナナホシテントウ posted by (C)MASATO
越冬中のナナホシテントウを発見。幼虫と蛹と成虫で入り乱れて越冬するようです。
テントウムシ科 ナナホシテントウ
テントウムシ科 ナナホシテントウ posted by (C)MASATO
羽化したばかりの成虫もいました。 冬に羽化しても餌は居ないと思うのですが、なんで羽化するのでしょう。不思議な生態です。

2007年12月23日

今年の道具

今年はデジタル一眼レフデビューの年となりました。 デジタル一眼レフは周辺機材が豊富なので、いくつか買ってしまいました。 周辺機材はどれも高い割には当たり外れがありましたので、それぞれについて評価してみます。

D40x

D40x
★★☆ まあ、期待通り

画質面を中心に良い点は色々ありました。たくさんあるので列挙します。

  • ダイナミックレンジの広さからか、コンパクト機よりもずっと艶のある絵が撮れます。
  • 1000万画素はトリミングの余裕があって便利です。
  • 一瞬で起動するのでシャッターチャンスを捕らえやすいです。
  • シャッタースピードを維持できるISO感度自動設定は便利です。

しかし、機能面は若干不満がありました。 上級機種も考えてみたくなりますね。

  • オートブラケットがないのはいまいちです。
  • オートホワイトバランスが頼りないです。
  • AモードとSモードのISO感度が連動するのはいまいちです。Sモードは飛ぶ蝶を撮るために使っているので、自動的に高めのISO感度にして欲しいです。
  • 虫を撮るとき、近接撮影(F22~)と一歩離れた撮影(F8~)を使い分けるとき、絞りを切り替えるのが面倒です。
  • 時計の精度が悪いです。1ヵ月で30秒は狂うのは勘弁して欲しいです。
  • 10000枚以上撮ると、同じファイル名に戻るのはいまいちです。整理が結構面倒です。

AF‐S DX Zoom Nikkor ED 18-55mmF3.5-5.6G II

★★☆ まあ、期待通り

キットレンズ。風景撮るときは便利でした。

AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G(IF)

★★★ 期待以上!

解像力が圧倒的。虫を近づいて撮ると、毛の本数を数えることさえできます。 F8位で普通に撮っても、F22以上の絞って等倍で撮っても問題なし。 手ぶれ補正の効果はいまいち分かりませんでしたが、強力なレンズではないかと思います。

AF-S Teleconverter TC-17E II

TC-17E II
★☆☆ うーん、いまいち

1.7倍テレコン。結局今年は使いこなせませんでした。 VR Micro 105mmに取り付けて使うつもりだったのですが、テレコンを使わずにトリミングした方が奇麗というオチが待ってました。
別のテレコン対応レンズを入手したらまた試してみたいとは思いますが、それまではお蔵入りです。

52mm BR-2A リング

BR-2A
★☆☆ うーん、いまいち

広角レンズをリバース装着し、等倍以上のマクロ撮影を実現するための機材ですが、 手持ちではピントを合わせるのが難しく、結局フィールドで上手く撮ることはできませんでした。残念。
三脚は大きくて邪魔なので持ち歩きたくないですし。

スピードライト SB-800

SB-800
★★★ 期待以上!

撮影の幅を広げてくれた機材です。特にF22以上に絞って低ISO感度で近接撮影したいときには必須です。
ちょっと重いのが難点ですが、室内や日陰など暗い場所でもストロボ連写ができるのは便利で、いつも携帯していたい機材になりました。

GPSユニット GPS-CS1K

GPS-CS1K
★★☆ まあ、期待通り

分かりやすい手順で撮影場所を画像ファイルに埋め込めるのは便利でした。 測位間隔が15秒というのは徒歩には十分短い時間ですし、普段は誤差が10m以内なので文句はありません。
しかし、測位開始までがとても長く不便でした。5分以上かかることもありました。 また、時々数百m位の誤差が発生するのは勘弁して欲しいものです。