2007年08月31日

my Picturetownを使ってみました

ニコンがmy Picturetownという名前のオンラインアルバムを始めました。

ざっくりと言うと画像のアップロードやダウンロードができる画像向け大容量オンラインストレージです。
無料で2GB、有料(月額350円)で20GBまで使えます。結構大容量です。
基本的に誰でも参加できるサービスですので、ニコンのカメラを持っている必要はありません。

ちょっと試してみたところ、凄いと思ったところと凄くないと思ったところがありましたので、書いておきます。

凄いと思ったところ

複数ファイルのアップロードができるところが凄かったです。 アップロード用のプラグイン(Firefox用とIE用があるようです)が提供されていて、それを使うと簡単にアップロードできます。
アップロードプラグイン こんな感じのウィンドウが表示され、
アップロードプラグイン 画像ファイルをドロップするとアップロードが始まります。
アップロード速度は、上り500kbpsのADSL回線で、320kbpsでてました。それなりに速かったです。といっても画像サイズが大きいので時間はかかってしまいましたが。

登録した画像を縮小してブログなどに貼り付けれるところが凄かったです。
縮小後の画像サイズは3種類選べます。例えばこんな感じです。

画像サイズ小(11.6KB)
キアゲハ(小)

画像サイズ中(32.3KB)
キアゲハ(中)

画像サイズ大(63.8KB)
キアゲハ(大)

画像サイズ1024×685でデータサイズ63.8KBというのは相当な圧縮率だと思いますが、 その割にはそこそこ綺麗です。

他にも、ニコンの一部のカメラと連携したり、 電子メールを使って画像を他の人と共有したりできるみたいですが、これらは試してません。

凄くなかったところ

縮小画像からExif情報が消えています。がーん。
私の場合は、撮影場所のGPS情報などをExif情報として画像に付加しているので、これが失われてしまうのはかなり痛いです。

上記した通り、縮小した画像をブログなどに貼り付けることはできるのですが、 縮小せずに貼り付けることはできないようです。残念。

GUIの反応がとても鈍いので、登録した画像を整理するのに苦労します。 5枚程度の画像のサムネイルを一覧表示するのに4秒かかりました。
PicasaやPhotoshopなどのデスクトップアプリケーションでは一瞬で数十枚のサムネイルを表示できますので、こういうのに慣れている人には辛いサービスでしょう。

総評

このサイトを置いているサーバの回線はあまり良いものではありません。 ですので、画像だけでもこのサービスに移して負荷を減らせないかと思ったのですが、 Exif情報が失われてしまうという欠点があまりにも大きいので、移行はやめることにしました。残念です。

縮小画像にExif情報を付けることができて、さらに元画像も貼り付けられるようになれば、完璧なんですけどね。

2007年08月26日

箕面公園

箕面公園に行ってみました。 暑いからかどうかは分かりませんが、虫はあんまり居ませんでした。 雲隣展望台と望海丘展望台まで上ってみましたが、ツクツクボウシが撮れたのが唯一の収穫でした。

本日の成果

セミ科 ツクツクボウシ
ツクツクボウシ 小さくて可愛いセミでした。
普段は馬鹿でかいクマゼミやアブラゼミしか見かけないので、こういう小さいセミを見かけると和みます。

2007年08月25日

スピードライト SB-800

夕暮れ時や林の中でも綺麗に虫を撮りたいと思ったので、外付けのストロボを買いました。
Nikon純正の中でも一番パワーがありそうなSB-800というのストロボ(Nikonはスピードライトと呼んでます)です。
SB-800

高機能ストロボのようですが、高機能過ぎてどう活用したら良いのかいまいち分からないので、 とりあえずバウンスアダプターをディフューザー代わりに取り付けて、デフォルト設定のまましばらく使ってみました。 カメラはD40xです。
これだけでも内蔵フラッシュよりもだいぶ良いことが分かりましたので、感想を書いてみます。

連写速度

内蔵フラッシュからSB-800に移行してすぐに分かったのが連写速度でした。
連写速度は明るさにも依りますが、私が普段フラッシュを使うくらいの明るさで 内蔵フラッシュを使うと、2秒に1枚撮るのがやっとです。その上、連写が効かなくなるので、 シャッターボタンを適当な間隔で押す必要があります。
これに対し、SB-800だと、0.5秒位で1枚撮れます。4倍です。連写も効きます(電池はeneloop×4)。 フラッシュを使わないときとそんな差はありません。

虫はちょこまか動きますので、この速さで連写できると大変助かります。

レンズフード

私の主力レンズであるAF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G(IF)にフードを付けたままで 50cm位先の虫を撮っても、フードの影が映りません。素晴らしい。
内蔵フラッシュはすぐにフードの影が映ってしまうので、フラッシュを使うときはフードを取らなくてはならず、結構面倒でした。 フードを取っているうちに虫に逃げられてしまうこともあったので、フード付けっぱなしで取れるのは大変便利です。

重さ

電池を含めると450g前後になっていると思いますが、結構重いです。 D40xと105Microの組み合わせにこのストロボを付けると、1.8kg位になるので、片手で保持するのが辛いです。
ちょっと筋トレする必要があるようですね。やれやれ…

光量

基本的に虫に1m以内に近づいて撮っているので、内蔵フラッシュとあまり変わりません。
5m位離れたものを撮る時は違いが出るのでしょうが、105Microで遠くの虫を撮っている時点で失敗写真なので、 光量についてはあまり有り難味を感じません。

まとめ

フラッシュ無しの場合とあまり変わらない連写性能と、レンズフードを付けたまま撮れることはとてもありがたいストロボです。 結構重いのですが、それでも林の中を歩くときは付けっぱなしにしたくなります。

2007年08月19日

交野山

交野山(343.5m)に行ってきました。
上っている最中は蝶に出会わなかったのですが、山頂だけ蝶が舞っていました。なんで山頂だけ・・・?

しかし暑い日に自販機が無い山に登るのは結構大変でした。 4時間強の道程に500mlペットボトルを2本持って行ったのですが、足りませんでした。4本は持って行った方が良かったですね。

本日の成果

みんな山頂にいた蝶です。

タテハチョウ科 ツマグロヒョウモン
ツマグロヒョウモン 昆虫はこのアングルだと格好良く撮れるような気がします。

シジミチョウ科 ウラナミシジミ
ウラナミシジミ 珍しい蝶ではないはずですが、私が出会うのは初めてです。

アゲハチョウ科 キアゲハ
ウラナミシジミ お化粧しているキアゲハ。胴の紫色は花粉のようです。

おまけ

津田駅の近くにいた蜂。

スズメバチ科 セグロアシナガバチ
セグロアシナガバチ 巣らしきものは見えませんが、どこかにあるのかな・・・?
アシナガバチは巣に近づいても襲い掛かってきませんね。おとなしいなぁ。

2007年08月05日

服部緑地公園

服部緑地公園を散歩してきました。
蝶はあまりいませんでしたが、色々なスズメバチ科の蜂に出会いました。スズメバチ科の蜂は格好良いですね。

本日の成果

スズメバチ科 オオフタオビドロバチ
オオフタオビドロバチ
拡大
オオフタオビドロバチ ちょうど狩りのシーンを押さえられたみたいです。
フラッシュ焚いたりもっと良い角度から撮ったり近づいたりできればかなり良い写真に化けたと思いますが、残念ながら果たせず。

スズメバチ科 キボシアシナガバチ
キボシアシナガバチ 最近コアシナガバチと見分けられるようになりました。
おなかに黄色い帯が無く、茶色い帯しかなければキボシアシナガバチですね。

スズメバチ科 キアシナガバチ
キアシナガバチ 池の上で吸水中。

スズメバチ科 セグロアシナガバチ
セグロアシナガバチ これもたぶん吸水中。アシナガバチの中でいちばん良く見かける種です。