2005年03月21日

暗号化ライブラリlibdes

Bloglinesチャンネル開発における課題の1つとして、パスワード保存方法があります。 これをなんとかするため、C++又はCの暗号化ライブラリを探していましたところ、libdesというDESの暗号化ライブラリを見つけました(libdesの公式サイトってどこだろう?)。
DESが暗号方式として強いのか弱いのかは良く分かりませんが、カジュアルクラッキング対策としては十分でしょう。

このライブラリの最終アップデートはなんと1998年1月8日。7年前です。こんな古くて大丈夫かと思いましたが、Visual C++.NET 2003で問題なくコンパイルできるようです。
ちょっと使ってみましたが、特に大きな問題はなく暗号化/復号化ができました。1998年にリリースしたソースコードが2003年にリリースされたコンパイラで問題なく使えるのですから、すごいことです。作者のEric Youngさんに感謝。

しかし問題が1つ。ライセンスです。
こんな条項があります。

3. All advertising materials mentioning features or use of this software must display the following acknowledgement: This product includes software developed by Eric Young (eay@cryptsoft.com)
これはいわゆるBSDライセンスの広告条項というやつですね。
良く考えると結構厳しい条項です。これに比べるとzlibのライセンスが神に見えます。と言っても代替になる暗号化ライブラリが見つからないので今のところはこれで行こうかと思っています。

投稿者 MASATO : 2005年03月21日 01:54 | トラックバック
コメント

DESは弱いのかもしれませんが、今回のケースでは十分過ぎるほど強力って気がしますね。
今回のケースは、Bloglinesチャンネル(DLL)をリバースエンジニアリングされたらおしまいという限界があります。BloglinesチャンネルをリバースエンジニアリングするのはたぶんDESを解くよりも簡単でしょう。なのでDESで十分、ということです。
でも(今日見つけた)AESのライブラリのライセンスはDESのライブラリよりも使いやすくなってますね。強度うんぬんではなくライセンスの使いやすさからAESの方を選択するかもしれません。

最後にはBlowFishに行き着くのかもしれませんけどね。

Posted by: MASATO : 2005年03月21日 14:06

DESは~弱くて有名です(ぇ
最近の流行はAESっぽいです。

Posted by: 瞳子 : 2005年03月21日 07:24
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